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2016年6月22日 (水)

Raspberry Pi3でubuntu 14.04LTSを(インストール編)

ここまでで二つのOSイメージが下記に置かれているはずです。

/home/hanaokacyan/rp3/ubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.img
/home/hanaokacyan/rp3/2015-04-06-ubuntu-trusty.img

まずubuntu-mate16.04から必要なファイルをrp3下にコピーします。前回の続きなのでubuntuを入れたパソコンで作業します。

rp3の下に作業用のフォルダとしてbootとrootという二つのフォルダを作ります。これはもちろん別の名前でも構いません。これらはubuntu-mate16.04から必要なファイルを取り出し、一時保存するためのフォルダです。僕はGUIで作りました。それぞれのフォルダ(ディレクトリ)のフルパスは下記になります。

/home/hanaokacyan/rp3/boot
/home/hanaokacyan/rp3/root

次にubuntu-mate-16.04-desktop-armhf-raspberry-pi.imgをダブルクリックしてマウントします。imgファイルはそのままでディスクのようにマウントすることができます。するとPI_BOOTとPI_ROOTという二つのパーティションがマウントされます。それぞれから下記のファイルをコピーしておきます。

■ PI_BOOTの中身全てを選択して/home/hanaokacyan/rp3/bootにコピー

■ PI_ROOTから下記のフォルダを/home/hanaokacyan/rp3/rootにコピー
/lib/modules
/lib/modprobe.d

これで準備完了なのでPI_BOOTとPI_ROOTをアンマウントしておきます。

次はubntu14.04のマイクロSDを書きます。マイクロSDアダプタを作業しているubntuコンピュータに接続し、新しい16GのマイクロSDをセットし、df -hコマンドでドライブ名を確認しておきます。僕の場合sdbでした。コンピュータのディスクがsdaですから、二番目のドライブとして認識されています。だいたいこうなるのではないかと思います。書き込みは下記コマンドで行います。例によって時間はかかります。(hanaokacyan,sdbは自分の環境に合わせる)

$ sudo dd bs=4M if=/home/hanaokacyan/rp3/2015-04-06-ubuntu-trusty.img of=/dev/sdb

書き込みが終わったらsyncコマンドを実行しマイクロSDを外し、再度差し込んで小さい方(67MBくらい)と大きい方(1.8GBくらい)の二つのパーティションがマウントされることを確認します。

ここで、マイクロSDが全て使えるようにパーティションを拡大します。以前の投稿で説明したラズパイ本体でやる方法は、なぜかうまくいかない場合もあるみたいなので、作業用パソコンでGPartedというフリーのディスク管理ソフトを使うのがいいと思います。

作業手順はこんな感じです。まずマイクロSDを差し込んでマウントし、Gpartedを起動してsdbの大きい方のパーティションを容量いっぱいまで拡張します。この辺は情報がたくさんあるので、そちらを参考にしてください

ここからubuntu 14.04を書き込んだマイクロSDを、ラズパイ3で使用できるように「改造」します。

最初にラズパイ3で起動できるよう、"boot"パーティション(小さい方)の中身を16.04のものとそっくり入れ替えます。

■ GUIで小さい方(67MBくらい)のパーティションの中身をすべてゴミ箱へドラッグして消去、さっきコピーしておいた/home/hanaokacyan/rp3/bootの中身をドラッグしてコピー

次は"root"パーティション(大きな方)に、16.04からカーネル関係のファイルをコピーします。ここから先はGUIではやりにくいのでコマンドラインで作業します。一部スクリーンショットが古くてパーティション拡大されていないものがありますが、その辺は気にしないでください。

■ドライブ名を確認するためにdf -hコマンドを実行

hanaokacyan@T61:~$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
udev            1.9G  4.0K  1.9G   1% /dev
tmpfs           388M  2.9M  386M   1% /run
/dev/sda1       107G   31G   70G  31% /
none            4.0K     0  4.0K   0% /sys/fs/cgroup
none            5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
none            1.9G   92M  1.9G   5% /run/shm
none            100M   64K  100M   1% /run/user
/dev/sdb2       1.7G  420M  1.2G  27% /media/hanaokacyan/3aee2e0f-21f9-43c8-a4d3-e864f5d72d37
/dev/sdb1        64M   37M   28M  57% /media/hanaokacyan/AB3E-B34D
/dev/sdb(この段階では15GBくらいに拡張されているはずです)が"root"パーティションに当たるものです。ドライブ名は/media/hanaokacyan/3aee2e0f-21f9-43c8-a4d3-e864f5d72d37となっているのがわかります。ここへ/home/hanaokacyan/rp3/rootから必要なファイルをコピーするわけです。手順は下記です。

■そのパーティションの/lib/modprobe.dへ移動

$ cd /media/hanaokacyan/3aee2e0f-21f9-43c8-a4d3-e864f5d72d37/lib/modprobe.d

■16.04からコピーしておいたmodprobe.dの中には、aliases.confというファイル一つあるだけなので、これをマイクロSDの/lib/modprobe.dへコピー

$ sudo cp /home/hanaokacyan/rp3/root/modprobe.d/aliases.conf  aliases.conf

■同じパーティションの/lib/modulesへ移動

$ cd /media/hanaokacyan/3aee2e0f-21f9-43c8-a4d3-e864f5d72d37/lib/modules

■同じく16.04からコピーしておいたmodulesの中には、4.1.19+と4.1.19-v7+の二つのフォルダがあるので、これらをマイクロSDの/lib/modulesへコピー

$ sudo cp -r /home/hanaokacyan/rp3/root/modules/4.1.19+ 4.1.19+

$ sudo cp -r /home/hanaokacyan/rp3/root/modules/4.1.19-v7+ 4.1.19-v7+

これで終了です。syncコマンド実行後、マイクロSDを外してください。念のため作業用パソコンも再起動してから、今の改造が反映されているかどうか確認しておきます。

今回はここまで、ここまでのマイクロSDをモニタとキーボードを接続したラズパイ3に入れて、以前の投稿のように起動することができます。次回は各種設定をします。

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