生き物らしく動くロボットを作りたい
僕はもっぱら自分の好奇心の趣くままにロボットの研究をしています。興味の対象はその時々で変わりますし、僕は飽きっぽい方なので、やってることはバラバラです。
でも、漠然とした目標はあり、それは「ロボットと暮らしたい」ということです。
それを実現するためには色々な要素があります。自律性とか知能化もそうですが、もう少し感性的なこともあります。つまり、一緒に暮らしていて苦にならないという性能です。ざっくりしてますが、猫を飼っている経験からすると、「ふるまいが生き物らしく見えるロボット」というのはその解決法の一つかもしれません。たとえばこれはそれに対するアプローチの一つです。
サブサンプションで赤いボールを追いかけるだけのロボットですが、「早い」というだけで、生き物らしく、つまり何らかの知性を感じる動きになっているのではないかと思います。このように振る舞うロボットならば、ルンバのように機械的に(まさに機械ですから)動き回るロボットより、一緒に暮らしやすいのかもしれません。
こういうことを積み上げていけば、いつか一緒に暮らしても苦にならない、そんなロボットが生まれるかもしれませんね。
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