ねずーの反射行動テスト・「ねずーくんのネコブルース」
前回作った「反射神経」を組み合わせて、ねずーに目的を持った行動をとらせてみました。
今回作ったのは、障害物をさけながら広い領域を動き回る「探索行動(explore behavior)」と、近づいてくる猫から逃げ回る「回避行動(avoid behavior)」の二つです。動画でご覧下さい。
ビヘィビア・ベース・ロボティックスならではの昆虫っぽい動きです。
ビデオには映っていませんが、旋回のときに時々ぐるぐる回ってしまうバグがあります。タイムアウトで抜けてしまうのでおおきな問題はありません。知らずに見ていると、まあそういうもんかなとも思ってしまいます。
われわれ生物にも実際はそんな「バグ」が残っているのかもしれません…。
ただ、明らかに大きな問題が一つ。
それは、猫があまり興味を示さないという問題です。とほほ。
ねずー製作の目的が「猫を遊ばせる」なのに…。製作を始めた頃には最強だったトンボの猫じゃらしも、マイブームが去ったのか全く興味なしです。
今回は反射行動のテストなので、ねずーに猫を遊ばせるだけのまとまった行動が出来る自律性はありません。これからです。今後に期待でしょうか。そうそう、音声もまだですし。他の猫の声とか、鳥の声とかにも良く反応するんですよ。
ともあれ、新猫じゃらしツールの選定、音声の選択、自律プログラムの作成が今後のテーマです。
がんばれ、ねずー!
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