ネットタンサーのカメラケーブルを延長
ネットタンサーのカメラ(CMOSセンサー基板)を外して、接続用ケーブルを延長します。オリジナルは長さが15cmくらいですが、シェーキーの頭部にカメラを搭載し、メイン基板を胴体内部に置くためには、これを1mくらいには延長しなければなりません。
カメラのケーブルはこのように全部で7本引き出されています。
各引き出し線を確認するとこんな感じです。
1:黒 → 何かの信号
2:茶 → GNDに接続(4のシールドと接続)
3:ミドリ → 何かの信号
4:太い黒 → シールド・GNDに接続。2とも接続
5:赤 → 何かの信号
6:オレンジ → 何かの信号
9:黄 → LED(未実装)のON/OFF
このなかで、黄色のケーブルは、どうやら夜間用の赤外線LEDのON/OFF用のようです。ネットタンサーでは使っていないので、接続しなくてもいいでしょう。すると信号線(おそらく電源+含む)4本とシールドがあれば何とかなりそうです。4芯シールドケーブルですね。
4芯シールドともなると電線専門店でもなければ購入できません。柔らかさや太さの品定めも必要だし、適当なものを見つけるのはちょっと面倒です。ステレオ用のシールド線2本使いという手もありますが・・そんなとき、身近にいいものを発見しました。USBケーブルです。
ジャンク箱に眠っていたUSBケーブルを切断してみるとこのようになっていました。4芯+シールドです。これは細めのケーブルなので柔らかいし、長さも1.5mと十分です。これを使います。
オリジナルのケーブルをコネクタから30mmほどのところで切断し、ハンダでUSBケーブルと接続します。真空管ラジオの時代には御法度の工作方法、「空中握手」ですね。ハンダの苦手な人は接続不良になりがちなのでそういわれたのでしょうね。
型番を調べれば通販でコネクタを買えるかもしれませんが、接点金具をカシメるのは小さいだけに難しそうです。接続部分はヒシチューブで保護します。
これで約1.5mの接続ケーブルが完成、右側の写真のように本体に接続してテストしました。問題なく動作しました。念のため近くでモーターを回したりしてノイズを入れてみましたが、特に問題はありませんでした。
そろそろ、シェーキーのカメラケースの設計に入りたいと思います。
« Coronロボのボディ製作・合体完了! | トップページ | ねずーの身体検査 »
「ロボット作ろう」カテゴリの記事
- Raspberry Pi3でturtlebotを動かしたいのだけど(2016.06.11)
- STM32F4のAD変換トラブル(その2)(2013.03.29)
- TrueSTUDIOからEclipseへ乗り換える(拾遺)(2012.07.14)
- TrueSTUDIOからEclipseへ乗り換える(その3)(2012.07.13)
- TrueSTUDIOからEclipseへ乗り換える(その2)(2012.07.07)
コメント