iPhoneからデータ転送のテスト(ツィッターでね)
リモートブレインの夏休み:iPhoneロボ
ぼちぼち作っていた「ツィッターからキーワードを検出して、対応する8ビットのコードをドットの点滅で送信するアプリ」がテストできる状態になりました。やれやれです。
画面はこんな感じです。いつもと同じですね。
このアプリは、私のツィートをタイムラインから抜き出して、最新のものを評価するようになっています。この方式だと認証の必要がありません。つまり、ロボットにアカウントを持たせなくともいいわけです。表示されている「もっと前進してください!」が、最新の私のツィートです。
アプリは、このツィートに対し、"前"、"右"、"左"というキーワードがあるかどうかを評価して、それぞれに割り当てられた9bitのバイナリを、画面左下のドットの点滅で送信します。9bitなのは、スタートビットも含んでいるからです。
このあたりの情報が、かわいいメイドさんの左隣に表示されています。このイラストもおなじみのこの本からの出張です。
データ転送速度は、安定な10bpsを選びました。基礎実験で確認した最も遅いボーレートです。昔のテレックスでも50ボー(bps)くらいありましたから、とてつもなく遅いですね。1バイトの送信に1秒かかります。
基礎実験の感じでは、倍の20ボーはいけそうです。それでも十分遅いですが。
今回の実験では、このバイナリコードを、iClimberで試作した光センサとマイコンで読んで、ボード上のチップLEDに表示させてみました。この様子は動画で見てください。
なお、実験に使ったマイコンボードは、PicKit2,Debug Expressセットに付いていた、PIC16F887の評価ボードです。
タイムラインの取り込みの頻度は、この実験では、15秒ごとにしています。
この参考書によると、APIのアクセスは1時間当たり150回に制限されているそうなので、これだと1時間運転するとオーバーしてしまいます。
現実的には、30秒に1回くらいがいいところのようです。
実際にツィッターを使ってアプリのテストをしてみました。命令のツィートは、パソコンを使って、Webサイトから投稿しています。
オペレーションの様子は、この動画をご覧下さい。詳しい解析は、のちほど投稿します。
« SH2-Tiny(7125)でびっくりする | トップページ | リモートブレインの通信手段としてのツィッター »
「リモートブレインの夏休み」カテゴリの記事
- 周回遅れのiPhone開発(2011.08.21)
- 簡単にできる!インターネットリモコンロボの製作(1)(2010.10.21)
- softModemの試験運用は謎のマシーンで!(2010.10.19)
- Modem版への改造終了です(2010.10.12)
- SoftModem用インターフェイスのまとめ(2010.10.05)
コメント