iRoverのフィールドテスト(1回目)
リモートブレインの夏休み:iPhoneロボット
少し涼しくなってきたので、iRoverを抱えて近所の公園へ出かけました。
今回は、超音波センサの野外テストと、iPhoneからのパラパラ動画のパフォーマンステストです。
コントロールにはiPhoneを使わず、coronに組込んだ自律アルゴリズムで行っています。
本当は道無き道をダイナミックに走破させたかったのですが、超音波センサが道の凸凹に反応してしまい、ぐるぐる回るだけになってしまいました。そこで、やむなく歩道の走行になりました。歩道でも、丸まった枯れ葉なんかが落ちてると、敏感に感知して方向転換をしてしまいます。安全第一という点ではこれでいいんですが… 「探検ロボット」としての運用にはちょっと問題ありです。
ソナーは野外でも順調でした。気になるのは風の影響です。この日はあまり強い風が吹いていませんが、強い風がマイクに当たると、風きり音が問題になるのでは?
iPhoneからのリアルタイム画像は残念な感じです。2秒毎に更新されるのですが、ときどきこなくなることがあります。
これには理由がありまして、実は家で画面録画担当の嫁さんに、iPhoneから電話でスタートの合図を送ったところ、通話が切断されないまま、iRoverのソフトを起動してしまったからみたいです。通話とデータ転送を同時におこなっているので、それでなくとも細い3G回線には負担が大きかったようです。
本当はもうちょっとスムーズに行きます。また、ビデオはパソコンのモニタをデジカメで撮影したので、実際の画像はもっと鮮明です。
それから、アクションとアクションの間でお辞儀をするのは、礼儀正しいわけではなく、アクションの終了を動きでiPhoneに知らせているのです。
« ソナー(超音波センサ)を考える(その3) | トップページ | iPhoneとロボットボディの通信を見直す »
「リモートブレインの夏休み」カテゴリの記事
- 周回遅れのiPhone開発(2011.08.21)
- 簡単にできる!インターネットリモコンロボの製作(1)(2010.10.21)
- softModemの試験運用は謎のマシーンで!(2010.10.19)
- Modem版への改造終了です(2010.10.12)
- SoftModem用インターフェイスのまとめ(2010.10.05)
コメント