Modem版への改造終了です
リモートブレインの夏休み:iPhoneロボット
製作したiPhone用モデムをiRoverに組込み、アプリとの通信を光カプラからオーディオFSKに変更しました。改造後の写真がこれです。よく見ると頭部のiPhoneのオーディオポートに、プラグが差し込んであるのがわかると思います。
モデムの基板は裏返してアビオニクスボックス内に取り付けました。左の写真で配線面が見えている細長い基板がそれです。サイズの関係で、モニタ用のLEDは切り離してしまいました。右の写真はオーディオケーブルの様子です。これは2芯シールド線で引き出しています。入出力ともインピーダンスを低く設計しているので、モーターノイズの影響は全くありません。
iPhoneアプリとボディ側のcoronのソフトも、とりあえず通信部分だけを変更しました。が、いままでのテストの結果から、抜本的変更の必要性も強く感じています。
特にツィッターの使い方については、考え直さないといけません。
とにかく、スタートしたときには「チャットみたいなもの」という認識だったのですが、これは大分間違いだということがわかってきました。新聞などでは「ミニブログ」という言い方がされるように、ある程度まとまった発言をするためのツールなんだな、ということです。
だから現在のような、リアルタイム性の高い使い方ではいけない、ロボット側に「人格」とは言いませんが、もっと高度な自律性を持たせて、
「草むらに入り込んでしまったけど、このまま進んでいいのかな?」
なんて感じのツィートをさせないと、座りの悪い感じです。
ネットタンサー流の「テキストによるリモコン」は、ツィッターのシステムには向いていないようです。
幸い、iPhoneとボディの通信が密になったので、可能性はあります。
« SoftModem用インターフェイスのまとめ | トップページ | softModemの試験運用は謎のマシーンで! »
「リモートブレインの夏休み」カテゴリの記事
- 周回遅れのiPhone開発(2011.08.21)
- 簡単にできる!インターネットリモコンロボの製作(1)(2010.10.21)
- softModemの試験運用は謎のマシーンで!(2010.10.19)
- Modem版への改造終了です(2010.10.12)
- SoftModem用インターフェイスのまとめ(2010.10.05)
« SoftModem用インターフェイスのまとめ | トップページ | softModemの試験運用は謎のマシーンで! »
コメント