簡単にできる!インターネットリモコンロボの製作(2)
花岡ちゃんのウィークエンド
タイトルに「簡単にできる」としたのは、子供の頃読んでいた「模型とラジオ」へのオマージュです。「簡単にできる」「誰でも作れる」とか「簡易型」なんてよくタイトルについてました。でも中身は結構難しくて、結局完成できない苦い思い出がある方も多いと思います。
このロボタもそうです。サーバからロボ本体まで手がけなければならないので、本来はとても「ウィークエンド」で収まるものではありません。
今回、サーバ側のcgiとiPhoneのアプリはiRoverのテスト用に試作済みのものを改造し転用します。実際にイチから製作するのは、ロボット本体のハードと、モーターコントロールのソフトの部分だけです。
もちろんこのブログでは、試作機のソースコードをすべて公開する予定なので、追試をされる方はもっと簡単です。
ただし、こういった製作記事の常ですが、オリジナルでは動くものの、追試した機械ではどうも具合が悪いということがあるかもしれません。このへんはご理解願いたいと思います。
○STEP1 サーバの準備
必要なもの:phpの使えるwebサーバ、「ホームページの作り方」の知識
まず、コマンドを入力したり、ロボタから送られてくる画像を表示したりするwebページを製作します。
自前でHPの置けるwebサーバを持っている人はそれほどいないでしょうから、レンタルサーバを借りる必要があります。僕はロリポップを借りました。ロリポプランで入会金含めて半年で3K円ちょっとです。名前やHPのデザインはあまり信頼が置けない感じですが‥ 中身は意外と硬派です。「東京流れ者」ですね。(多分意味不明では)
それから、「ホームページの作り方」の知識が必要です。HTMLを手打ちしてFTPでサーバに上げる程度の知識は必須です。レンタルサーバの試用期間にマスターしておきましょう。
そうそう、FTPクライアントもいろいろあるので悩ましいところでしょう。参考までに、僕が使っているのはMacではCyberduck、WindowsではFFFTPです。いずれもロリポップに快適にアクセスできます。
次回はサーバにファイルを設置してwebページのテストをします。
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コメント
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ソフトモデムでこんなことが出来るのですね、
私も何か作ってみたくなりました
iPhoneは改造しないで良いのかな?
私のマイコンにも接続してみたいです
投稿: Gingax | 2010年10月31日 (日) 08時10分
iPhoneの改造は必要ないですよ。これからソースコードを公開していきますので参考にしてください。
投稿: ササガワ | 2010年10月31日 (日) 10時38分