XBeeでシリアルカメラを無線化する(その2)
花岡ちゃんのウィークエンド
PICのブログラムはいつものようにccscで作りました。特に変わったことはやっていないので、他のcへの移植も難しくないでしょう。
「serialBridge.zip」をダウンロード
PCからXBee経由で"P"一文字を受信すると
1・カメラの電源を入れる(デフォルトの通信速度38400bps)
2・4秒待つ
3・カメラに撮影コマンドを送る
4・カメラから256バイト読み込む
5・XBeeからホストへ256バイト送る
6・4と5をJPEGファイルデリミタ(0xFF 0xD9)が来るまで繰り返す
7・カメラに終了コマンドを送る
8・カメラの電源を切る
と言うシーケンスを実行します。
カメラ起動後4秒待っているのは、電源投入後2-3秒まてとマニュアルにあるためです。おそらく明るさの自動調整の時間ではないかと思います。
シリアルカメラは320X240dotに設定し、XBeeのシリアル通信速度は両方とも38400bpsに設定します。もちろん、PC側をCoodinator、カメラ側をEnd Deviceに設定するのをお忘れなく。ここでやってますね。
PC側のソフトはVC#2008ExprssEditionで製作しました。画面は丸まって熟睡しているウチのネコです。どこが頭だかわかりませんが。
OPENボタンをクリックしてXBeeのポートを開きます。(コンパイル前にserialPort1のプロパテイにポート番号をセットしておく必要があります。)
あとはSTARTボタンをクリックすれば、写真が表示されます。起動から転送にはこのサイズの画像で18秒ほどかかります。
参考までにVC#のプロジェクトを公開します。
「JPEGbridgeTest.zip」をダウンロード
次回は試作品の性能をチェックします。
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