LinkSpriteのシリアルカメラ!
「ウィークエンド」で使っているLinkSpriteのシリアルカメラですが、いろいろとトラブルの情報をいただいています。内容はこの投稿のコメントをご覧いただくとして、本家では何か問題が出てないのかなとsparkfunの商品紹介ページを見ていたら、コメント欄の一番下(2011年1月26日付け)の投稿に気になるモノがありました。このページの最後です。かいつまむとこんな内容です。(原文にはコマンドをどう間違えたかを具体的に書いているので、そちらも見た方がいいと思います。)
ツイてない質問主のtessarさん、『画像サイズ変更コマンドのパラメータを誤って送信し、再起動(このコマンドは再起動後に変更した画像サイズになるので)したところ、リセットシーケンス終了がこない、その後正しい画像サイズのコマンドを送ったものの、うんともすんとも言わなくなってしまった。EEPをクリアするかデフォルトリセットの方法は無いか』 という質問です。
しかもさらにツイてないことに、『これは2台目のカメラで、1台目はやっぱり間違ったコマンドで壊れたようだけれど、自分としては画像サイズを変えようとした覚えは無いんだけど』 と、ぼやいてます。
これには2日後に自己レスがあって…
『LinkSpriteのサポートに連絡したら、送り返してくれればファームウェアを復旧すると言われた。自分自身では復旧出来ないようだった』 という報告でした。しかし続けて、 『でも、思うにこのカメラは、通信や安定なパフォーマンスにおいて、4Dsystemsのヤツよりずっといい』 とも言っています。
最後にtessarさんは声を大にして(大文字で!)、画像サイズ変更コマンドでMESSするな!と、全ユーザに向けて叫んでます。MESSには散らかすとか言う意味があるからこれでいいのかな? それとも力が入りすぎてMISSしちゃったのでしょうか? 欧米人ではないのでこの辺はわかりません。
これからわかるのは、パラメータを引き渡すコマンドには、マニュアルにある以外のパラメータを与えると、ひどいことになる可能性あり、と、いうことではないでしょうか。tessarさんの1台目のカメラが、問題のコマンドを送った覚えがないのに壊れたのは、そのせいなのかもです。
でも、そのためにはそれらのコマンドがEEPにデータを保存するものでなければなりません。たとえばボーレート変更コマンドは、確かに動作中のボーレートを変更しますが、リセットするとデフォルトの値に戻ります。だからEEPに保存されるわけではないと考えるのが普通ですが、本当にそういう設計になっているかどうかはわかりません。
僕は運良く失敗しなかっただけなのかもしれません。
基本的には、僕もtessarさんの意見には賛成で、このカメラはシンプルで使い易いので、アマチュアの電子工作の素材としては面白いものだと思います。4Dsystemsのカメラにもちょっと興味がありますが。
「壊れた」カメラは、こちらのshintaさんページを読めば、自分でも復旧できそうです。
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