「シェーキー」プロジェクトを手直しする
ロボット作ろう:シェーキー製作記
久しぶりの更新です。
ここでやっているシェーキー製作は、「60年代の知能ロボット、シェーキーの動く模型を作る」というコンセプトではじめました。
当時の技術水準から「やむを得ず」リモートブレインを実装している知能ロボットを、21世紀のアマチュア工作で再現しようというものです。
スタートはかなり順調でしたが、現在は進行が滞っています。大きな理由は、いままでの投稿にあるように「作るものがでかい」という素朴なものです。
模型である以上、見た目は重要です。現在生地完成状態のロボットの艤装を進めるには、どうしても大きなロボットの塗装を先に済ませる必要があり、これが都会のマンション暮らしではなんとも困難です。
楽しみではじめたプロジェクトだからぼちぼちやればいいか・・ と思っていたのですが、どうもスッキリしません。
そんなわけで、思い切って現状のプロジェクトから卒業することにしました。3月ですからね。
新しいプロジェクトをはじめましょう。
このプロジェクトは「シェーキーの模型を作るという」コンセプトはそのまま生かしますが、もう少し未来につながるカタチにしたいと思っています。
つまり、リモートブレインの考え方をもう少しコンテンポラリーなものにする、ということです。
現在のシェーキーは無線LANで頭脳となるパソコンに接続する、というオーソドックスな方式をとっています。これは有効ですが、ロボットに搭載可能なコンピュータが高度化している現在、必ずしも効率的な方法ではないのかもしれません。未来を見据えた見直しが必要です。
それから、製作する機械は「身の程」にあったものにすることにします。シェーキーは現在でも大きくて重く、実験するのも大変です。オドメトリの実験をしたときには、ほとほと疲れました。もっと小型の軽い機械にしたいと思います。お座敷プロジェクトという認識が甘かったですね。
このへんを盛り込んだ、プロジェクトの内容はのちほど。
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