新リモートブレインの試作機仕様の確認
新リモートブレイン:ロボット作ろう
以前投稿したコンテンポラリーなリモートブレインのコンセプトに対して、試作機の性能や第一段階の目標が、なんとかなっているのかどうかを確認しておきます。
コンセプトは
1・「人工知能」の部分はネット上にもつ
2・行動制御の部分はロボット上に持ち、これはネットからプログラム可能とする
3・ロボットをインターネットに接続する「ブリッジ」はなるべくシンプルに
と、いうことになります。
1については、第一段階の目標にはそもそもはいってません。「人間がネットにアクセスしてロボットをプログラムする」ことが、当面の目標です。
2はとりあえず実装しました。プログラム言語が自作のHANA-BASICというTiny-BASICなのは、作った僕もどうかなと思いますが、テストした結果は意外にも良好です。デモ動画にPSDで周囲をスキャンして壁沿いに進行方向を変えるというのがありますが、このような行動も比較的簡単に記述できます。ネット対応はまだですが、基本的にはロボタでやった手法が使えると思います。
3は現在作業中です。VC#で試作をしていますが、簡単な仕組みなのでネット接続つきのボードコンピュータにしようかな、と2ヶ月前くらいには思っていたのですが… 結局こういうものをこしらえて、WindowsXPでいくことにしました。
XS35というIntel Atom D510(1.66GHz)搭載の安価なベアボーンに40GのインテルのSSDを載せ、手持ちのWindowsXPをインストールしました。RealVNCでリモート化したので、モニタやキーボードやマウスは必要ありません。インストール時だけ、他のパソコンから借りてくればOKです。さらに、このベアボーンは無線LANもついてますし、動作中まったく無音なので置き場所を選びません。下手にボードコンピュータで苦労するよりはよいのでは、という判断です。
猫のぞきカメラのPCソフト(改良版)はすでにコレの起動項目に入っています。外出する前に電源スイッチを入れるだけ、ただし、終了はリモートデスクトップからするしかありませんが。
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