すごいオモチャSPY Video TRAKR
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ここからカメラ付き偵察ロボットのオモチャ、SPY Video TRAKRを購入しました。なんと、送料が$142もかかってしまいましたが。
左側の写真手前にあるリモコンに小さな液晶画面があり、ロボットのカメラ画像が映し出されます。コレを見ながら左右のレバーでロボットを操縦するわけです。右の写真ではネットタンサーと比べています。カメラ位置は低く、ぐんと踏ん張ったデザインでキャタピラ走行、安定性は抜群に優れています。
使用周波数は無線LANや最近のラジコンと同じ2.4GHz帯です。ただし、このオモチャは日本の電波法をクリアしていないので、普通に使うわけには行きません。今回は鉄筋コンクリートのマンションの一室をシールドルーム代わりとして、室内実験にとどめることにします。アメリカの商品としては電波は弱めで、リモコンを玄関から外に持ち出すと通信できなくなります。これなら隣近所に強力な違法電波をばらまく心配はなさそうです。
遊び方はこの動画を見ていただければ一目瞭然だと思います。
カメラの写りはこんなもんです。画面をデジカメで撮ったのでいまいちな感じですが、実際はもっとまともです。右側の画面はCYBORG VISIONという「アプリ」を実行している場合で、ターミネーターの視界のような感じです。真ん中の計器はオドメトリを利用したらしいコンパスで、ヘディングの方向が大体わかります。なんかすごいですね。
このオモチャはスマートフォンのように「アプリ」をダウンロードすることで、機能を追加できるのが特徴です。しかも、ARM9コアのプロセッサを搭載し、gccでアプリを開発するという、見かけによらぬ本格派。この辺が気になっていた商品なので、円高を機に購入に踏み切りました。
このように本体にCFカードを挿入し、USBでパソコンに接続すると、ドライブとして認識されます。作成したアプリを指定のフォルダに格納すると、右側の写真のように、リモコンの画面でアプリが選択できるようになります。
アプリの選択はリモコンで簡単にできるので、まさにスマートフォン感覚です。ロボットを潜入させた部屋の明かりが消えたら、ナイトビジョンアプリを起動してスパイ活動開始! といった感じでしょうか。
次回はアプリ開発について投稿します。
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