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2011年7月25日 (月)

夏休みに作ろう!自動制御で坂を登るロボクライマー(2)

花岡ちゃんのウィークエンド:ロボクライマー

今回はロボのシャーシを作ります。
一昔前なら、タミヤやニチモの1/35リモコン戦車を流用したいところですが、最近はすっかりビンテージプラモ扱いになってしまい、ヤフオクなんかでも結構いい値段がついてしまうようです。新たに購入して改造するのはちょっと難しいですね。そういうことで、今回はタミヤの模型工作用部品を使って、2モーターのキャタピラ車を自作します。

まずは必要な材料・部品です

■材料
5mm厚ベニヤ合板 少々
10mm角ヒノキ棒 少々
1,2mmプラ板 少々(5mmベニヤで代用可)
タミヤ ツインモーターギアボックス
タミヤ トラックアンドホイールセット
単三電池2本用電池ボックス
2.4mm木ネジ 少々

■1 ギアボックスとキャタピラの組み立て
まず、ツインモーターギアボックスを組み立てます。山登りにはパワーがいるので、減速比を遅いほうの203.7:1にセットします。キャタピラは30コマ+10コマ+8コマ+8コマをつないで作ります。

■2 木取り
ヒノキ棒とベニヤ板をこの写真の寸法に切り出します。(クリックすると拡大します)

Parts

ヒノキ棒から切り出した4つの部品は、大きいのがキャタピラのロードホイールを取付けるステー、小さいのがアイドラーホイールを取付けるステーです。3,5mmの穴はトラックアンドホイールセットのシャフトを通します。ボール盤があれば問題ないですが、手持ちのドリルで開ける場合は、孔が斜めにならないよう気をつけて加工します。

■3 シャーシの組み立て
まず、アイドラーホイールのステーを写真の位置に付けます。

S1  Dscn1751

写真のようにシャフトを通しておいて、これがシャーシに対して斜めにならないよう確認した上で固定します。
作例では木工用ボンドで接着し、右の写真のようにクランプで押えて乾かしました。クランプが無い場合は輪ゴムでシャーシに縛り付けて乾かします。

次に、ロードホイールのステーを同様に接着します。

S2

同じくシャフトを通して斜めにならないよう気をつけて工作します。
木工用ボンドが乾いたら、写真のようにアイドラーホイールとロードホイール【大】を取り付けます。

最後にギアボックス取付け孔を上の写真の位置に3.5mmのドリルであけ、付属のビスナットで取付けます。キャタピラの張り具合はギアボックスの位置を前後して調整します。きつかったり緩かったりした場合は、ビス穴を細い丸ヤスリで長孔に加工して調整します。

Dscn1758

これで基本構造は完成です。最後にスプロケットホイール【大】をギアボックスの六角シャフトにはめ込み、キャタピラをかけます。
なお、ギアボックスのある方がロボの進行方向(前)になります。

次回はシャーシ工作の続きです。


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