夏休みに作ろう!自動制御で坂を登るロボクライマー(3)
花岡ちゃんのウィークエンド:ロボクライマー
前回からの続きで、シャーシを完成させます。
■4 アッパーデッキを載せる
完成したシャーシは動力源の単三電池2本用の電池ボックスを載せるといっぱいで、電子回路を載せるスペースがありません。そこでシャーシを二階建てにして搭載スペースを作ります。
まず、アッパーデッキのステーとして30mmに切った10mmヒノキ棒を3本、写真のあたりに接着します。ヒノキ棒の代わりに30mmの基板スタッドを使ってもよいでしょう。その方が工作は楽です。
アッパーデッキは1.2mmのプラ板をシャーシくらいの大きさに切り出し、下の写真のようにステーに載せました。大きさはあまり正確でなくてもかまいません。載せたい部品の分量に合わせます。取り外し出来るように2.4mmの木ネジでステーに固定します。
プラ板を使ったのは、部品の取付けや配線を通す孔を現物合わせで開け易いからです。ベニヤやその他の木材やアルミ板でもかまいません。手持ちの材料を活用してください。
■5 電池ボックスとモーターの配線
シャーシ工作の最終工程です。モーター用電池ボックスを取付けモーターの配線を済ませます。工作をする前に、アッパーデッキをいったん外します。
左の写真のようにモーター用の単三2本用のボックスを2.4mmの木ネジでシャーシに止めた後で、右の写真のように配線します。アッパーデッキに搭載する電子回路に行くのは、電池−(黒)、左モーター(緑)、右モーター(黄)の3本のリード線です。ロボクライマーではモーターはON/OFFだけ、逆転はしないのでコレだけでOKです。
以上でシャーシの工作は完了、次回は電子頭脳の製作です。
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