電池で動くWi-FiカメラCS-W07G-CY(やっと)到着
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6月発売予定だった電池で動く無線LANカメラが、ようやく届きました。リモートブレインロボットに使えそうだということでアマゾンにオーダーしていたものです。
発売中止かもとあきらめかけていたので正直うれしいですね。
パッケージはこんなです。古プラモマニアから見ると日焼け退色したみたいですが、新品です。
カメラ本体をクレードルから外すと、こんなもんです。円筒形の部分は電池ボックスなのでがらんどう、回路本体は先端の半球の中に収まっています。大変コンパクトなもんですね、電池(CR2)はお尻から入れます。
面白いのは、このカメラは無線LANのアクセスポイントの機能があり、iPhoneアプリではコレにアクセスすることで外部カメラとして使えるようになっています。
もちろん普通のWi-Fiカメラ同様インフラストラクチャに設定も出来るので、LANからブラウザで画像を見ることも出来ます。画質はネットタンサーくらい、まあ普通というところでしょう。動画表示は素朴にjavaScriptでやっているようです。
カメラのIPアドレス+"/?action=snapshot"、ウチの場合ではhttp://192.168.1.57/?action=snapshotにアクセスすると静止画が取得できます。連続的に取得することで動画になります。以前作ったc#のソフトを修正して動画を表示してみました。
これならリモートブレインロボットの目として使えそうですね。
というわけでソフト面では問題なかったんですが、ハード的にはちょっと困ったことが。
まず、本体がものすごく熱くなります。触れない程ではないですが、安定に長時間動作するんでしょうか。
電源まわりにも不安があります。スペックによると消費電流は300mA、供給電圧はクレードルから3.3V、CR2電池は3Vと大体3Vです。ところが、電流を計るためにミノムシクリップで外部の単三電池から給電したところ、起動が不安定になってしまいました。
あまりキチンと調べていないのですが、多分パルス的に大電流を食う仕様で、その平均消費電流が300mAということではないかと思います。クリップ接続では接触抵抗が大きいので、大電流では電圧降下がひどくなり正常に動作しなくなることがあります。以前、電池動作の機械を改造しようとした時、おなじような問題に遭遇したことがあります。
パルス的に大電流が必要な機械は、電池の容量いっぱいまで使えないので、電池での動作時間が短くなりがちです。実際どうなんでしょう? また、外部から電源を引っ張るにも気を使う必要がありますね。本体の近くに大容量のコンデンサを置けば良さそうですが、はたして?
続きは近日レポートします。