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2011年8月

2011年8月31日 (水)

電池で動くWi-FiカメラCS-W07G-CY(やっと)到着

管理人のページ:

6月発売予定だった電池で動く無線LANカメラが、ようやく届きました。リモートブレインロボットに使えそうだということでアマゾンにオーダーしていたものです。
発売中止かもとあきらめかけていたので正直うれしいですね。

パッケージはこんなです。古プラモマニアから見ると日焼け退色したみたいですが、新品です。

Dscn1804

カメラ本体をクレードルから外すと、こんなもんです。円筒形の部分は電池ボックスなのでがらんどう、回路本体は先端の半球の中に収まっています。大変コンパクトなもんですね、電池(CR2)はお尻から入れます。

Dscn1817_2  Dscn1813

面白いのは、このカメラは無線LANのアクセスポイントの機能があり、iPhoneアプリではコレにアクセスすることで外部カメラとして使えるようになっています。

Dscn1815_2

もちろん普通のWi-Fiカメラ同様インフラストラクチャに設定も出来るので、LANからブラウザで画像を見ることも出来ます。画質はネットタンサーくらい、まあ普通というところでしょう。動画表示は素朴にjavaScriptでやっているようです。

Photo

カメラのIPアドレス+"/?action=snapshot"、ウチの場合ではhttp://192.168.1.57/?action=snapshotにアクセスすると静止画が取得できます。連続的に取得することで動画になります。以前作ったc#のソフトを修正して動画を表示してみました。

Photo_2

これならリモートブレインロボットの目として使えそうですね。

というわけでソフト面では問題なかったんですが、ハード的にはちょっと困ったことが。

まず、本体がものすごく熱くなります。触れない程ではないですが、安定に長時間動作するんでしょうか。

電源まわりにも不安があります。スペックによると消費電流は300mA、供給電圧はクレードルから3.3V、CR2電池は3Vと大体3Vです。ところが、電流を計るためにミノムシクリップで外部の単三電池から給電したところ、起動が不安定になってしまいました。
あまりキチンと調べていないのですが、多分パルス的に大電流を食う仕様で、その平均消費電流が300mAということではないかと思います。クリップ接続では接触抵抗が大きいので、大電流では電圧降下がひどくなり正常に動作しなくなることがあります。以前、電池動作の機械を改造しようとした時、おなじような問題に遭遇したことがあります。
パルス的に大電流が必要な機械は、電池の容量いっぱいまで使えないので、電池での動作時間が短くなりがちです。実際どうなんでしょう? また、外部から電源を引っ張るにも気を使う必要がありますね。本体の近くに大容量のコンデンサを置けば良さそうですが、はたして? 

続きは近日レポートします。

2011年8月21日 (日)

周回遅れのiPhone開発

リモートブレインの夏休み:

この夏休みは、新iRoverのアプリ開発に着手しました。ようやくiOS4でのソフトの製作です。巷ではiOS5の噂がかまびすしい昨今ですが、ようやく4のとっかかりです。まさに周回遅れの感アリです。

iOS4では、カメラ画像の取り扱いがやり易くなりました。こんな風に、画面にカメラからのリアルタイムの画像を任意の位置に、任意のサイズで表示しながら、タイミング良くキャプチャするようなアプリも簡単に作れます。

Dscn1801

試作中のアプリは、webサーバにあるテキストファイルを読み込み、更新されていたらそのままFSKで外部に送信するようになっています。また、外部機器からFSKで送信されたデータを、テキストファイルとしてそのままサーバにアップする機能も持っています。

これは、専用webサイトとロボットとの間に入るインテリジェントブリッジで、ロボットをwebページからコントロールすることを目的にしています。前のIRoverアプリは、ツイッターで命令を出しますが、今回のものはカメロ同様に、WEBのAPI経由でロボットにアクセスする仕様になっています。

モチロン、カメラ画像のアップロードも可能です。今回のシステムは、WEB APIからでも外部機器(ロボット)からのFSKによるコマンドでも写真撮影が可能で、ロボットのセンサーが反応したら、iPhoneで写真を撮ってサーバにあげるような使い方も出来るようになっています。

ロボタやiRoverのアプリは、iPhoneをロボットのコントローラとするもので、ロボット側のマイコンはモーター制御などの低レベル制御を行うだけでした。今回のアプリではiPhoneは「カメラ付き通信機」の役割に甘んじ、webサイトからのコマンドを解析し、ロボットのアクションを組み立てるのは、ロボットに搭載したマイコンにゆだねることにしました。

このようにすると。同じアプリで複数のロボットに対応することが出来、その都度新しいアプリを作る必要が無くなり、開発工数を倹約できます。いろいろなロボットを作って楽しみたいホビースト向けの仕様と言えるでしょう。

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