組み立て完了
ロボット作ろう:シェーキー製作記
この週末はなんとか天気が保ったので、塗装を終わらせました。
この写真は、塗装前の部品です。
これだけあるとベランダで作業するのはかなり大変ですが、事前に作業工程を作っておいたので、5時間ほどで一通り作業を終えることが出来ました。塗料はタミヤのアクリル系スプレーです。途中で塗料が切れるのを恐れるあまり、ちょっと買いすぎてしまいました。
ところでShakey先輩の頭のお皿ですが… いままで、プラスチックの円盤の外周に導線をまわしたループアンテナかなと思っていたのですが、いろいろな写真を見ると、どうもこの円盤は金属製のようで、となると、ループアンテナ説は怪しくなります。
この金属円盤の真ん中にホイップアンテナがついていることや、大きな面積があることなどから考えると、グランドプレーン(仮想グランド)と見るのが妥当ではないでしょうか。円盤の下の胴体には消費電流が半端でない当時のデジタル回路が詰まっているとなれば、高周波ノイズも相応に厳しいのは想像に難くありません。ここに仮想グランドをおくことでこのノイズをシールドし、アンテナに飛び込むノイズの低減をはかったのではないでしょうか。だとすると、円盤のふちが赤くなっているのは、ループアンテナの導線ではなく、単なる危険防止用のカバリングということになります。
ともあれ、これを模型で作るには意外と難しい。円盤は、サークルカッターのエクステンションを買って、0.5mmのプラ板を直径200mmに切り取り、これを2枚重ねました。問題はふちの赤い部分です。いろいろ考えた末、ダイソーで赤いビニールコートされた2φの針金を購入し、円盤のふちにそって丁寧に曲げ、瞬間接着剤で要所を接着しました。こんな感じです。
苦労はするもので、組み立てるとなかなかそれらしくなります。
この模型は、1968年にラジオリンクが搭載された状態を模型化したので、よく見る写真と比べてみます。
ちょっとばかり馬面だったかなというのが正直な感想です。でも頭部のフレームを作り直すのは大変なので、これは我慢することにしましょう。ただ、首がいくら何でも華奢すぎるようです。プラ板でカバーを作ってボリュームを出すようにしましょう。それに頭部フレームにはもっと構造体や部品がついてごちゃごちゃしているようです。模型はちょっとあっさりしすぎているみたいですね。
せっかくここまで作ったのですから、このへんの手直しはしたいと思います。
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