ワンチップ・ボーカロイド eVY1を試してみる(その2)
花岡ちゃんのウィークエンド
入手したeVY1シールドは、MIDIでデータを送ると演奏するようになっているので、アルディーノで簡単なシーケンサを作り、アカペラで歌わせてみました。まずは、この動画です。
声質はやや固めで、華やかなアニメ声とは少し違う感じがします。そういうわけで、昔の女学生が歌うような曲を歌わせてみました。
レガートに歌わせるのは、ちょっと難しいみたいで、こんな風にスタッカート気味で歌わせた方が、もたつきません。アカペラだとすこしばかり不自然な感じもしますが、伴奏がつけばもっとよくなるでしょう。
【後日追加】実はMIDIデータの送り方が悪く、レガートが苦手になっていました。eVY1の実力はもっとちゃんとしています。後ほど歌う動画と改訂版のスケッチを、ここにリンクします。 →こちらが改訂版の動画とスケッチです。
アルディーノに組み込んだシーケンサは単音のものですが、ピッチ、ステップタイム、ゲートタイムの3つを指定できるようになっています。本宅にはこんなものがあるくらいですから、その辺は手慣れたもんです。
試した限りでは、譜面に歌詞を合わせただけだと、あまり出来がよくありません。とくに、早いフレーズはゲートタイムの調整などのチューニングが必要です。サンプル曲も、テンポがゆっくりな「花の街」より、16分音符のおおい「春の日の花と輝く」の方が、チューニングの効果がありました。
とりあえず、それぞれのサンプルスケッチを公開します。いずれも、ロードしてリセットすれば、5秒後に歌いだします。
eVY1_hananomachi_tuned.ino(花の街)をダウンロード
eVY1_harunohi.ino(春の日に花と輝く)をダウンロード
スケッチの解説は次回に。
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