ワンチップ・ボーカロイド eVY1を試してみる(その4)
花岡ちゃんのウィークエンド
今回は、歌詞を入れる話を投稿しようかと思っていたのですが、前回のMIDI解説を読み直していたところ、レガートがうまくいかない理由に思い当たりました。ブログは人のためならず、ですねえ。
さっそく、スケッチを修正して、「花の街」に再挑戦しました。
前回に比べると、だいぶ滑らかになっているのではないでしょうか。
もう20年以上前になりますが、マイコン(HD6301)でMIDI楽器を鳴らす仕事をしたことがあります。そのとき、レガートに演奏させようと、鍵盤を放すイベントのすぐ後に鍵盤を押すイベントを入れたところ、「音が遅れる」感じになってしまいました。結局、鍵盤を放すイベントを抜いて、押すイベントだけで構成すると、レガート奏法にすることが出来ました。
これを思い出した訳です。
スケッチを調べてみると、ゲートタイム経過後に、必ず鍵盤を放すイベントを送るようになっていました。レガートにするつもりで、ゲートタイムをステップタイムと同じにしても、このイベントは送られます。そこで、その場合は鍵盤を放すイベントを送らないようにしました。
【後日追加】これは音源がシングルチェンバー(単音)か、マルチチェンバーでも、ギターのようにサスティンレベルが0の音の場合です。そうでない場合は、発音した音程で鍵盤を放すイベントをおくらないと、その音が出たままになってしまいます。
新しいスケッチはこれです。
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