ワンチップ・ボーカロイド eVY1を試してみる(その1)
花岡ちゃんのウィークエンド
ボーカロイドをワンチップに収めたヤマハのデバイス、eVY1をアルディーノのシールドに仕立てたものを入手しました。おなじみスイッチサイエンスの商品です。
詳しい説明はこちらのサイトがわかりやすいと思います。
アルディーノ・ウノも同時に購入し、サンプルスケッチを試してみました。
ステレオミニジャックの出力レベルが不明ですが、とりあえずミニスピーカーを接続すると、かすかに「カエルの歌」が聞こえてきます。ヘッドホンなら十分な音量です。
ただ、サンプルスケッチをいったん終了し、次に電源を入れても、うんともすんとも言いません。アルディーノからシリアルデータは送られているようですが‥ いろいろ調べたところ、eVY1シールドがリセット中にデータを送っているのがまずいようです。
そこで、リセット後、eVY1の初期化を待ってから「カエルの歌」のmidiデータを送るように修正したら、うまくいくようになりました。setup()にdelay(5000)を追加しただけです。
改良版のスケッチを参考のため公開します。
「eVY1_MML_sample_hana.ino」をダウンロード
起動すると5秒待ってから、曲が始まります。
今日からヤマハのサポートサイトもオープンしたので、「歌う組み込み音声合成」としての可能性を調べてみたいと思います。次回は、もうちょっとちゃんとした曲を、アルディーノから歌わせてみましょう。
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コメント
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ほぼ最速レビューありがとうございます。
カットアンドトライするしかなさそうな所に可能性の無さを感じるのか
こんなチップが出たことに可能性を感じるのかびみょ~ですね。
投稿: ギシチョウ | 2013年11月 4日 (月) 23時18分
コメントありがとうございます。ブログオーナーのササガワです
データやノウハウはこれからいろいろ出てくると思いますが、歌う組み込み音声合成として、面白い使い方が見つけらるかどうかですね。みなさんのアイデアに期待したいところです。
投稿: ササガワ | 2013年11月 5日 (火) 21時06分