その後のeVY1
花岡ちゃんのウィークエンド
ボチボチ進行してるeVY1内蔵シーケンサの中間報告です。
現在、写真のような状況で、アマゾンの箱の中にバラック一式がおさまるようになっています。箱を持ってくればすぐにセットアップできるので、とても便利です。
試作機のコンセプトは、
1:スタンドアロンでデータ入力と演奏が出来る。
2:ワンチップマイコンを使う。
3:MC-4に外観と操作方法が似ている。
マイコンはおなじみのPIC24FJ64GA002-I/SP、演奏データは内蔵RAM5KB分に格納します。外部メモリには256KbitのEEPROMを搭載し、演奏データをセーブします。これはコネクタで差し替え可能で、MC-4のカセットテープの代わりにします。
ユーザーI/Fは16キーと秋月のI2C液晶です。これで全てのデータ操作を行います。キー数はMC-4より少なくなっていますが、これは小型化とケース加工の手間を省くためです。ちょっと使いにくくはなりますが、これで音楽活動をするわけではありませんので、この辺は我慢することにします。
現在、ひとまず演奏できるところまではたどり着きました。アルディーノでやったときは、歌詞の送信タイミングでちょっと苦労したのですが、きちんと送信キューを実装したところ、ノートオンイベントの直前の送信で、問題なく受け付けられました。アルディーノの時は、直前だと最初の音がきちんと発生されませんでした。もしかすると、一回に送信する歌詞を5文字(以前は10文字以上)にしたので、送信時間が短くなったせいかもしれません。
仕様をきっちり決めずに作業しているので、なかなか進行せず、完成が危ぶまれましたが、ここまでくればなんとか完成形には持っていけそうです。