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2014年2月

2014年2月 8日 (土)

3Dプリンタを導入

管理人のページ

どうも最近やる気がおきません。このブログではおなじみのスランプのようです。こういう時は散財がイチバンということで、3Dプリンタを導入することにしました。

Brog_img_1121

導入したのはAFINIAです。もっと安い機械もありますが、いろいろとしっかりしていそうということで、これを選びました。

うちの場合、リビングのデスクトップパソコンのとなりしか設置場所がなく、作動音と臭いが心配だったのですが、どちらも問題なしでした。作動音はNormalモードなら昔のプロッター程度、Fastだとちょっとジコジコしますが、まあそれほど気になりません。プラスチックを溶かすので嫌な臭いがするのでは、という心配も、奥さんとネコともどもに容認される程度です。

以前の職場で、15年ほど前、大型の3Dプリンタを導入したことがありました。液体の光硬化樹脂をレーザーで固めていくタイプで、大きな水槽に樹脂が満たしてあり、作動中の振動は、さざ波が立って精度が落ちるので厳禁という代物でした。数千万の費用がかかりましたが、ギアボックスのような複雑なパーツが、一発で作れるのには驚きました。NCだと、熟練した人が、工程をイロイロ工夫してやるような試作仕事が、シロート同然の設計者でもできてしまうのですから。

当時の扱いにくい機械を見る限り、それがパーソナル化するとは思えなかったのですが、21世紀の技術はすばらしいものです。ワークは小さいですが、なかなかの精度で部品が作れます。
試しに、以前作った連続回転サーボ用のホイールを作ってみました。下の写真の右側がそれです。

Brog_img_1125

タミヤのトラックタイヤのラバーを使い、サーボ軸に取り付けられるようにしたホイールです。オリジナルが、いかにもトラック然としたホイールなので、シンプルなデザインにしました。セレーションは切ってありません。樹脂のサーボ軸にしっくりはまる寸法にしてあります。

CADは無料の123Dを使いました。3DCADの経験があれば、簡単に使えると思います。
参考のため、123Dのファイルを公開します。読み込んでSTL変換すれば同じホイールが作れます。
「wheel2.123dx」をダウンロード


20万ナニガシの出費はイタいですが、なかなか良い気分転換になりました。スランプとはおさらばできたようです。

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