またコーヒーブレイク(rospeexのことなど)
ROSさんお手やわらかに:ROS奮闘編
まず、ThinkPad T61のメモリを4Gに増やし、64bit版のubuntuをインストールし直した。それにともない、hydoroも再インストール。開発環境の近代化だ。一からの再インストールとなったが、まだ、それほどのROSの資産がないので、ゲームパッドパッケージなどを手作業でいちいち再構築した。
もう一つ、日本語環境とは縁が薄いROSだが、こんな日本語対話キットを見つけた。rospeexというクラウド型の音声認識・合成サービスだ。研究目的なら無償で使えるようだ。それにしても、HPトップのデモ動画はひどい。とりあえず作っときましたという感じがありありだ。ロボットの動きと音声の関係がとてもつかみにくい。ロボットは音声コマンドを受領した際に、明らかにそれとわかるレスポンスをとるべきだ。それだけで製品のパフォーマンスが伝わりやすくなるのではないか。開発元が「音声コミュニケーション研究室」となっているけど、コミュニケーションの研究室にしてはお粗末な感じだ。「紺屋の白袴」ということわざを思い出す。
また、デモではマイクと話者の位置関係などがわからないので。音声認識がどの程度の性能なのかはわからないが、ROSからは比較的簡単に使えそうなのはわかる。ただ、クラウドなので、運営会社の倒産やポリシーの変更などで、突然サービスが打ち切られるという心配はある。
rospeexについては、ここに詳しい説明がある。
同じクラウド型でも、googleの音声認識APIのほうが、突然使えなくなる心配は少ないが、ROSとのインターフェイスは自作しなくてはならない。
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