木製部品の切り出し
まずはフレームを構成する木製部品を切り出します。
使用する材料は下記です。
400 X 300 X 6t MDFまたはベニヤ板 1枚
30 X 10 X 900 角材 1本(拡張フレームを使うなら2本)
60 X 10 X 900 角材 1本
12 X 12 X 900 角材(ヒノキ棒) 1本(または10 X 10)
これ以外にあると便利なのが
6 X 6 X 900 ヒノキ棒 (バッテリー押さえやブレットボードホルダの工作に)
2.5t MDFまたはベニヤ板若干(ブレットボードホルダ工作用)
組み立てには、4X25のビスナットが4組とワッシャー8枚が必要です。
角材はなるべく指定のものを探します。板材の厚みは「これくらい」でかまいません。部品はこの写真の寸法で切り出します。写真はクリックで拡大します。

A,B,D,Hが6tのMDFまたはベニヤです。C,Gが30X10、Eが60X10、Fが12X12の角材です。(なお写真のEとHは黄色い数字より少し長くなっています。最初は写真のとおりで進めたのですが、ちょっとセンサーが高くなりすぎたので最終的に短くしました。黄色い数字が正解ですので、そちらで板取をしてください。)
本家turtlebotのように上部デッキを付けたいなど、将来的に改造したい場合は「拡張フレーム」を作っておきます。下記写真のようなもので30X10の角材で作ります。これをフレーム両サイドに取り付け、上部デッキを支える支柱をビスドメする計画ですが、現時点では穴位置がこれでいいかどうかわかりません。これは付けなくとも差し支えないので、拡張計画が出来てから取り付けてもよいでしょう。
全ての切り出しはピラニアソウを使いました。切れ味抜群で切り幅が狭いので工作がしやすいです。反面、長い直線を切ると切り口が曲がりやすいので、あまり力を入れずに落ち着いて作業するのがよいでしょう。
穴は全て4.5φで安物の電動ドライバであけました。板が厚いので垂直にドリルを当てるよう気をつけて作業します。
切り出したら、ペーパーがけをして切り口を整えておきます。次回は組み立てます。
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