roombaとのインターフェイスケーブルを作る
最後にroombaのインターフェイスから、ラズパイに接続したUSBシリアル変換機へのケーブルを作ります。完成品はこんな風になります。
左側が直接ラズパイのUSBポートに差し込むUSBシリアル変換機。右側がroombaのインターフェィスコネクタへ差し込む7PのminiDINプラグです。
USBシリアル変換機はアマゾンで売られているこれを使いました。似たようなものは色々ありますが5Vロジックレベル、または5Vトレラント入力の3.3Vロジックのものならば使えるでしょう。ポピュラーなものなら秋月電子のこれに短いUSBケーブルをつけてもよいでしょう。
接続図は電源基板の配線図にあります。ワイヤーはオスーメスのジャンプワイヤ(150mm)を加工して使うと良いでしょう。
これに7PのminiDINプラグを接続します。miniDINプラグとはこんなものです。一昔前はちょっとしたラジオ部品店で簡単に入手できたのですが、最近はとんとお目にかかれなくなりました。
ジャンパワイヤーのオス側の先端を切り落とし、miniDINプラグにハンダ付けします。ピンの頭にちょっとしたくぼみがあるだけなので、ハンダ付けにはテクニックが必要です。ここにはバッテリー電圧も出ているので、そことショートしないように気をつけます。接続はこの投稿で電源基板の回路図をみてください。
ハンダ付けに自信のない向きには、下の写真のようにジャンプワイヤーをそのままroombaのコネクタに差し込む手があります。差し込んだ状態でホットボンドでワイヤーをまとめれば、お手製のコネクターにできるでしょう。
ここまでで全てのケーブルの製作が終わりました。
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