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2016年3月11日 (金)

roombaとのインターフェイスケーブルを作る

最後にroombaのインターフェイスから、ラズパイに接続したUSBシリアル変換機へのケーブルを作ります。完成品はこんな風になります。

Dscn3298

左側が直接ラズパイのUSBポートに差し込むUSBシリアル変換機。右側がroombaのインターフェィスコネクタへ差し込む7PのminiDINプラグです。

USBシリアル変換機はアマゾンで売られているこれを使いました。似たようなものは色々ありますが5Vロジックレベル、または5Vトレラント入力の3.3Vロジックのものならば使えるでしょう。ポピュラーなものなら秋月電子のこれに短いUSBケーブルをつけてもよいでしょう。

接続図は電源基板の配線図にあります。ワイヤーはオスーメスのジャンプワイヤ(150mm)を加工して使うと良いでしょう。

Dscn3206

これに7PのminiDINプラグを接続します。miniDINプラグとはこんなものです。一昔前はちょっとしたラジオ部品店で簡単に入手できたのですが、最近はとんとお目にかかれなくなりました。

Dscn3205 Dscn3204

ジャンパワイヤーのオス側の先端を切り落とし、miniDINプラグにハンダ付けします。ピンの頭にちょっとしたくぼみがあるだけなので、ハンダ付けにはテクニックが必要です。ここにはバッテリー電圧も出ているので、そことショートしないように気をつけます。接続はこの投稿で電源基板の回路図をみてください。

Dscn3208

ハンダ付けに自信のない向きには、下の写真のようにジャンプワイヤーをそのままroombaのコネクタに差し込む手があります。差し込んだ状態でホットボンドでワイヤーをまとめれば、お手製のコネクターにできるでしょう。

Dscn3173

ここまでで全てのケーブルの製作が終わりました。

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