WiringPi-Pythonでつまづく
最近はラズパイ3のubutu14.04の再検討でいろいろやっています。ラズパイのI/OにアクセスするWiringPiとそのPythonのラッパー、WiringPi-Pythonでちょっとつまづいたので、投稿しておきます。
そもそもWiringPiを採用したのは、ルート権限での実行が難しいROSのノードからラズパイのGPIOを使いたいからでした。実際、以前の投稿(1、2、3、4、5)のようにROSからGPIOにアクセスできていたのですが、新たにインストールしたWiringPiとWiringPi-Pythonだとエラーが出て実行できませんでした。いろいろ調べた結果、定数の名前が変更になっているのと、pythonから呼び出したときに、基本root権限が必要になってしまったというのがわかりました。
これではなんにもなりません。「WiringPi-Pythonからならルート権限なしで使える」と書いてあった英文のサイトもなくなっています。いくつかそういう記事もありますが、いずれも古い内容のようです。それから本日(2016年8月21日)現在WireingPiのサイトhttp://wiringpi.com/に、なぜかアクセスできなくなっています。気がついたのが数日前で、長期メンテにでも入っているのでしょうか。【後日追加】復帰しました
以前ブログで紹介したHanabot2では、現在も問題なく動いています。新たにインストールするとダメなようです。インストールしたバージョンによるようですが、おそらくルート権限なしでアクセスできるのが、そもそもバグだったのではないかと思います。でもこれでは困ります。
幸い、WiringPiをインストールすると使えるようになるgpioシェルコマンドは、新たにインストールしたモノでもsudoすることなしに使えます。こんな感じでポートに出力できます。
これをpythonからsubprocessで呼び出せばできそうです。次回は実際にやってみます。
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