PIC24Fでレーザー距離センサVL53L0Xを使う(その2)
花岡ちゃんのウィークエンド:
MPLAB Xのプロジェクトファイルを公開します。開発環境はMacOS12.2.1、MPLAB X IDE V5.50、XC16(V1.61)、PicKit3です。
まずは実験機の回路図です。マイコンはPIC24FJ64GA002です。
VL53L0Xのモジュールは他のものでも使えます。ただしXSHUTがモジュール内部でプルアップされている必要があります。ほとんどのモジュールはそうなっていると思います。
LCDモジュールは秋月電子のAE-AQM0802です。これがなくとも動作はしますが何をやってるかわかりません。
電源電圧は3.3Vです。もっともあまりシビアではないので乾電池2本直結で十分動作します。
プロジェクトファイルです。
ダウンロード - pic24f_vl53l0x.x.zip
マックで開発してますので文字コードなどWindowsと異なる可能性もあります。文字化けしたらプロパティを確認してください。
訂正です。1ms単位での経過時間関数 millis();が100ms単位になっていました。使っていないTimeOutがらみなのでそれでも問題ないですが、正しくないので修正しました。こちらのプロジェクトを使ってください。
ダウンロード - pic24f_vl53l0x_1.x.zip
そのままビルドして動作させた時の動画です。
小さいブレットボードにセンサが上向けに固定されており、手のひらをかざして動かすと液晶の数字が変わります。これはセンサから手のひらまでの距離をmmで表示しています。センサを「コンテニュアスモード」で動作させており、距離データを50ms毎に読み出しています。センサからデータを読みだすときLEDが点灯するようになっています。
次回はプログラムの中身を説明します。
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